このページではタペすとあで作成するタペストリーに関する
知られてそうで知られていない豆知識をご紹介いたします。
主な内容は
①タペストリーの巻き方 と
②棒袋の裏側に文字を配置するコツ の2つです✨
既にご利用いただいたことのあるお客様にも参考になる部分があるかもしれません!
ぜひ一度本記事をお目通しください👀
タペストリーの巻き方について
まずはタペストリーの巻き方をご紹介いたします!
以下にお写真とともに順番にご説明いたします。
①タペストリーを裏返して、紐を上棒袋に沿うようにして畳みます▼
ここで紐を収めておかないと生地に紐の型がついてしまって、
しわになってしまうので要注意です!
②紐を巻き込むようにして上棒袋から巻き始めます▼
この時、左右どちらかに傾かないように注意しながら巻いていきます。
特に縦の長さがある等身大タペストリーは巻いている途中で傾きやすいので
少し巻くのが難しいです💦
③下棒袋まで巻き終わったらおしまい!▼
この状態で袋に入れて発送をしています✨
タペストリーの巻いた時に見えているのはどの部分?
次に、タペストリーを巻いた状態で見える部分についてのご説明です。
具体的な位置としては下側の棒袋の裏側が見えるようになっています。
デザイン内で該当する位置は下図をご参照ください👀
ここのデザインを変えることによって開封前に内容の判別がしやすくなります💡
▲黄色の範囲が下側の棒袋の裏側です
棒袋の裏側に文字を配置するコツその①
畳んだ時、下側の棒袋の裏側が見えることが分かったところで、
文字の配置と実際の仕上がり方を見比べてみましょう📷
棒袋の裏側にあたる範囲を10mmごとに区切り
それぞれに色を付けてテストをしてみました!
■データの下部(棒袋の裏側)
・A(水色の範囲)…仕上がり線の下端から0~10mm
・B(緑色の範囲)…仕上がり線の下端から10~20mm
・C(黄緑色の範囲)…仕上がり線の下端から20~30mm
・D(黄色の範囲)…仕上がり線の下端から30~40mm
■畳んだ実物のタペストリー
畳んだ状態では水色の範囲に配置した「A」の文字が見える結果となりました。
ここに目印になるデザインを配置すると絵柄の判別などに役立ちそうですね。
※一方、あとは緑色の範囲が少し見える程度で、
「B」「C」「D」の文字は畳んだ状態では見えませんでした。
■次にタペストリーを開封して、裏面を確認してみました
すると、今度は先ほどまで見えていた水色の範囲と「A」の文字が
パイプの厚みによって少し見えづらくなっており、
「B」の文字(緑色の範囲)が最も見えやすい位置に来ました。
また、「C」の文字がある黄緑色の範囲は棒袋の縫製位置に掛かっており、
黄色の範囲からはまるごとカットされて完全に見えなくなっていました。
■結果
畳んだ状態で文字が見えるようにしたい時は
「A」の水色の範囲(仕上がり線の下端から0~10mm)、
広げた状態で裏側から見た時文字が見えやすい位置は
「B」の緑色の範囲(仕上がり線の下端から10~20mm)がおすすめという結果でした。
ちなみに、等身大タペストリーは棒袋が他のタペストリーよりも大きくなっておりますが、
見える位置は通常のタペストリーとほぼ同じでした。
※【注意】個体差によって位置が若干変わってしまうので
見切れてはいけない文字の配置などは基本的に推奨しておりません。
それらの個体差が発生する可能性をご了承いただいた上でのデザインをおすすめいたします。
棒袋の裏側に文字を配置するコツその②
棒袋の裏側に文字を配置する時にはもう1つ、注意点がございます。
デザインデータ上にある棒袋の裏側部分は
実際の仕上がりにおいては棒袋として生地を折り返した部分になります。
そのため、デザイン通りそのまま配置をすると仕上がった時
逆向きで文字が見える仕上がりになってしまいます▼
↑こちらの左側のように、文字を上下逆さにしてデザインを作成すると
仕上がった時に正しい向きで文字が見えるようになります。
文字を配置する時はこのことにもご注意ください!
タペストリーの巻き方と棒袋の裏側のデザインに関するご説明は以上となります!
いかがでしたでしょうか?
データ作成の際の参考になれば幸いです!
タペすとあ
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